2019.03.30 Saturday

長崎電軌2000形・1200形・1300形[その2−組み立て、完成]

出力したのが下の写真になります。特段目新しい点はありませんが、前面の電照式広告を塗装のことを考えて別パーツにしたり、ランナーの空いたスペースに長崎電軌タイプの電停を配置して一緒に造形したりしました。

 

左上:1200A形、左下:1200形、右上:2000形、右下:1300形

 

IPAで脱脂、サフ吹き、表面処理、組み立て、といういつもの順序で車体を作っていきます。前面の広告枠とライトケースの空間が狭くてペーパーをかけづらく、難儀しました。電照式のプレートだけを別パーツにするのではなく、広告枠まで含めて別パーツにして後から嵌めるようにしたほうがよかったかもしれません。

 

 

 

 

車体色は、GMのアイボリーAとバーミリオンAです。シンプルな塗り分けなので助かります。4両分一気に塗ってしまいます。このために、ホビダスのツールキット(塗装台)を買い足しました。

 

 

 

 

ステンレスキセの屋根上機器は、クレオスのメタルカラーのステンレスです。

 

 

色差しをし、排障器を取り付け、車番を入れてからクリアを吹き、最後に窓ガラスをはめ込んで完成です。2000形のみ、ヘッドライトの枠まで銀色ですね。他車は車体色です。動力はトミーテックのTM-TR01で、台車間距離を最も短い36.0mmに設定しています。実車が5400mmなのでスケール通りですね。

 

 

 

広島電鉄3500形と長崎電軌2000形が揃ったので、鉄道雑誌の表紙の構図に合わせて記念写真を撮ってみました。

 

 

 

2019.03.24 Sunday

長崎電軌2000形・1200形・1300形[その1−設計]

長崎電軌の車両を作ることにしました。いわゆる軽快電車スタイルの一連の車両群です。

 

まずは2000形。前回製作した広島電鉄3500形と同世代の、初代軽快電車です。2両あった実車は既に廃車されてしまい、私も実車を目にする機会は残念ながらありませんでした。以降の車両より面長の感じや内側軸受の下回りの再現がキモになるかと思います。屋根上機器は、一部広電3500形のものを流用できそうです。

 

 

続いて1200形。2000形に比べて高さが縮まったような顔立ちですが、どのあたりが実際の寸法の違いなのか、写真や図面を見比べて違和感なく再現する必要がありそうです。台車はK-10で、製品化されているのはマスターピースの函館500形用くらいだと思いますので、入手性と扱いやすさを考えると、やはり台車まで3Dデータを作った方がよさそうです。

 

1200形

 

 

1200形を間接制御に改造した1200A形は、外観上は屋根上の抵抗器の追加と、台車がFS-51になったという点を再現すればよさそうです(本当は側面方向幕が埋められているのですが、この後も気づかずに作り続けてしまいました)。FS-51もデータを作らなければいけませんね。

 

1200A形

 

 

1300形は、1200形と比べて、パンタがPT110に、台車がKL-11になった点以外は同じに見えます。KL-11は鉄コレ動力のTM-TR01に含まれているので(京都市電2000形用)、それをそのまま使えます。

 

1300形

 

 

というわけで、データを作成しました。なんとなく、それっぽい雰囲気にはなったような気がします。

 

2018.01.12 Friday

広島電鉄3500形[その5−仕上げ、完成]

吹き付けの塗装が終わったら、細部に色を入れていきます。

 

前面上部の黒い部分は、緑のフレームに囲まれて一段窪んでいるため、エナメルの黒を面相筆で流し込むように塗りました。ライトリムとドアレールはクロームシルバー、窓サッシはフラットアルミです。

 

車番とぐりーんらいなーのロゴは、デカールシートにレーザープリンタで印刷したものを使いました。前面の車番は顔の印象を左右するため、慎重に位置を合わせました。以前はインクジェットプリンタ用のタトゥーシールを使っていましたが、扱いやすさから最近はもっぱらレーザープリンタ&デカールシートです。ただし、細かい表現はインクジェットプリンタより劣ります。

 

方向幕はインクジェットプリンタからシール用紙に印刷したものを使いました。ここまでやって、屋根をラフにマスキングしたうえで車体全体にクリアを吹きます。

 

 

別途塗装していた排障器をはめ(ここまで待ったのは塗装中の破損防止のため)、屋根上機器を接着していきます。

 

 

側面窓ガラスをt1.0のアクリル板から切削して製作します。前面はt1.0だと厚くて干渉するためt0.5の塩ビを切削するのですが、塩ビはアクリルよりも粘りがあって切削中に溶けやすく、何度かに分けて削っていきます。t0.5のアクリル板があればよいのですが…

 

 

窓ガラスをはめ込んで接着し、あとは下回りと組み合わせて完成です。

 

 

 

 

いざできあがってみると、前面の違和感はそれほど気にならなくなりました。そんなものなのか、見慣れたからなのか。しばらくはこのまま走らせて楽しもうと思います。

 

最後に集合写真。三連接車は、排障器の形がすべて異なりますね。

 

 

 

2018.01.10 Wednesday

広島電鉄3500形[その4−塗装]

塗料の組み合わせはこれまでと同様です。

・屋根、台車・・・ねずみ色1号(GM)

・屋根上機器・・・灰色9号(ガイア)

・ボディ・・・アイボリーA=旧小田急アイボリー(GM)、緑14号(モリタ)

灰色の2色は、実車にはこだわらずに模型映えを考えていつもの選定です。

 

迷ったのが、ボディの色を塗る順番です。これまでに製作した800形、3800形、3900形では、マスキングの都合上、緑→アイボリーの順で塗装しました。3500形の場合、側面の窓周りを考えると同じ順番でもよいのですが、前面窓周りの緑を考えるとアイボリー→緑の順のほうがマスキングしやすそうです。(いまになって思えば、800形、3800形、3900形の前面窓周りの黒の代わりに緑を後で吹きなおせばよいだけなんですけどね…)

 

まずは屋根を塗ります。

 

 

次に、屋根をマスキングしてアイボリーを吹きます。

 

 

次に裾と前面窓周りの緑を吹きます。アイボリーのマスキング線を決めるため、車体裾から上に2.6mm幅のテープを貼り、それより上側を覆ってから裾のテープをはがします。前面窓周りはモールドに沿って丁寧にマスキングしていきました。

 

 

今度は、車体裾から上に7.9mm、雨どいから下に2.3mm幅のマスキングテープを貼り、ドア周りをさらに覆って、再度緑を吹きます。

 

 

これで吹き付けの塗装は終わりです。技量不足で何か所かはみ出たところは、タッチアップでごまかすことにします。

 

 

アイボリーがなんだか薄く、青白い感じになってしまいました。また、下回りもはめてみましたが、若干腰高だったかもしれませんね。

2018.01.08 Monday

広島電鉄3500形[その3−組み立て]

出力されたパーツは、ランナーに付いたままの状態でIPAに漬けて脱脂し(ふやけない程度に15〜20分)、引き上げて乾燥させたのちにサーフェイサーを吹きます。

 

 

サフを吹くことで積層痕も含めディテールが目に見えやすくなりますので、ここでランナーから各パーツを切り離し、積層痕を消すためのペーパー掛けにとりかかります。曲面には特に等高線のような痕があるため、平滑になるようにしっかりやすっていきます。ペーパー掛けが済んだら瞬着で組み立てていき、再度サフ吹き、ペーパー掛けを繰り返します。

 

組み立ての途中、前面窓のピラーをピンセットで弾き飛ばしてしまいました。

 

 

飛んだ部品は見つからず、昔お試しで作った広電800形のピラーを移植しました。そもそも寸法(断面形状)が異なるので、接着してからやすりで整形することにします。(下の写真は整形前)

 

 

それにしても、やはりライト周りがエグイ感じです。ライトリムやライトケースが大き過ぎるような気がします。例えるなら、クハ481-100を作ったつもりがクハ181になってしまったような違和感です。データを作り直したくなってきました。

 

 

ところで、C車は実車の台車間距離が6500mm、1/150にして約43.3mmと、TM-TR06の中間車の台車間距離46.4mmからは約3mm短かくなっています。中間車の床板をつめるための冶具を、余ったスペースで一緒に造形しました。

 

 

大きいパーツと小さいパーツの二つを使います。両パーツは長さが3mm異なります。

 

 

 

まず、大きい方の冶具を床板の突起にはめます。

 

 

 

突起から遠い側の面に沿って床板を切断します。

 

 

 

切れました。

 

 

 

今度は小さいパーツにはめ替え、さきほど切断した側の面に沿って切っていきます。(小さいパーツでなく、大きいパーツを逆向きにはめてもよかった…)

 

 

 

切れました。これで3mm分抜け落ちた形になるので、抜いた両側を再接合してできあがりです。

 

車体が組み上がりました。顔が似てないことは承知のうえで、他にも問題点が出てくるかもしれませんので、ともかく一度仕上げて悪さを洗い出そうと思います。

 

 

2018.01.07 Sunday

広島電鉄3500形[その2−設計、出力]

備忘録がてら、設計するうえで留意した点を書いてみます。

 

1.機器カバーの穴

車体裾は一直線になっていて台車や床下機器の逃げはなく、戸袋以外の箇所は取り外し式のカバーになっています。カバーには各車1か所ずつ穴が開いているのですが、穴の位置が海側と山側とで異なります。実車写真を参考に位置を決めました。

 

 

2.車体高さ

レール面から車体裾までの距離が、実車の場合、3500形で350mm、3800形で330mm弱(正確な数字は不明)となっています。3500形では特に前面排障器の車体裾から下への出っ張りが大きく模型化したときのレールへの干渉が心配なため、車体裾基準で3800形より0.4mmかさ上げしました。これでデータ上は両形式でクツズリの位置が揃うことになります。

 

 

3.屋上機器

数種類の機器が、同一断面のケーシング(キセ)に収められて並んでおり、統一感のある形状となっています。連続した機器を一体で作るか分割するかで悩んだのですが、実車のケーシングが機器メーカーの差異からか微妙に凹凸がある雰囲気を再現できればと思い、あえて分割してみました。位置合わせのためのポッチを設けたり、屋根に取り付けたときに水平が出やすいように取り付け穴の位置を考慮したりしています。

 

 

4.台車

両端のM台車(FS-81)は機器カバーに隠れるため再現せず、連接部のT台車(FS-81T)のみ作りました。といっても内側軸受のため、それほど大変な作業ではありません。

 

 

5.ホロ

3500形はホロというか、板状のもので連接部が覆われており、外面にはハシゴがあるため、それを再現しました。鉄コレ動力TM-TR06を利用する前提のため、鉄コレの連接車に準じた形状としています。

 

 

 

そんなこんなで、いつも通りDMMのアクリル(Ultra Mode)で出力しました。

 

 

2017.12.17 Sunday

広島電鉄3500形[その1−設計]

鉄コレ動力TM-TR06を利用した三連接車の模型化の最後を飾るべく、元祖軽快電車である広島電鉄3500形を作ってみたいと思います。初代軽快電車ということで、新製当時の雑誌に掲載されている図面等、資料は比較的容易に手に入れることができますが、肝心の実車が長らく休車状態だそうで、簡単に会うことができないのが残念なところです。手持ちの写真もありません。

 

これまでキットも含めてNゲージで製品化はされていないかと思いますが、KATOポケットラインのチビ電が3500形をモチーフとしていることは暗黙の了解でしょう。チビ電はそれ自体うまくデフォルメされた好製品であるものの、何かのパーツを流用して3500形を再現するのは難しい気がします。

 

私は例によって3Dプリンタにて製作することにします。これまでに製作した3800形、3900形と比較して、前面形状、車体断面形状、窓配置、車体長、屋根上機器等々、流用できる部分が皆無に等しく、ゼロからの設計となります。とはいえ、模型としての設計手法はこれまでのやり方を踏襲しながら、各パーツの寸法取りを進めていきます。

 

側面は特に難しくなかったのですが、前面がなかなか似た感じになりません。図面をベースにしつつ、図面の線自体が間違っていたりするので実車写真を見て修正を加えながら造形を進めるものの、どうもライト周りがどぎつい気がします。模型としての強度上、ライトを囲む縁取りがそれほど細くできず(0.15mm)、実車より太く見えるのが主原因ではないかと思います。あと、CAD上ではライトレンズが抜けていて死んだ目のように見えることも印象が悪い要因かも知れません。できるところまで微調整を重ねて、あとは模型として塗装したり車番を入れたりして仕上げることで、印象が良くなることを期待したいと思います。

 

屋根上の様子もいまいちよく分かりません。ホントは歩道橋から見下ろすような視点の写真があると一番いいのですけどね… こればかりは仕方ありません。

 

 

こんなもんでしょうか?

2017.11.19 Sunday

広島電鉄3900形[その2−組み立て、仕上げ]

いつものように、DMMのアクリルUltraModeで出力しました。A車、B車のクーラーは以前にまとめて出力しておいたパーツを使うため、下のランナーには含まれていません。

 

 

組み立て、下地処理、塗装はいつもの通りですので、特記すべき点はありません。

 

まず、ランナーの状態でサフを吹いてから切り離し、ペーパーをかけます。それから組み立てて再度サフ吹き、ペーパーがけを繰り返します。次に、屋根、ホロに「ねずみ色1号」を吹いてマスキングしたのが下の写真です。

 

 

車体に「緑14号」を吹き、帯をマスキングして「アイボリーA」を重ね、帯のマスキングをはがしたところが次の写真です。3900形は3800形にみられる幕板の帯がないため、塗装は若干ラクでした。

 

 

車体裾に黄緑6号を吹き、前面窓周りを黒にすべくマスキングしたところです。

 

 

車番と「ぐりーんらいなー」のロゴのデカールを貼り、クリアを吹きました。

 

 

窓ガラスは例によってアクリル(側窓)や塩ビ(正面窓)切削のハメコミです。下回りは、トミーテックのTM-TR06を使い、C車の床板長を1.6mm詰めました。このあたりの加工も3800形と全く同じです。

 

ということで完成です。

 

 

 

 

3800形と並べてみました。

 

 

800形とも並べてみます。増殖してくると楽しくなりますね。並べたり走らせたりするモジュールが欲しくなってきます。

 

 

 

2017.11.18 Saturday

広島電鉄3900形[その1−設計]

しばらく工作意欲が湧かずに模型造りから遠ざかっていたのですが、リハビリがてらに3900形を作ることにしました。3800形のデータをベースに、実物写真を参考にしつつ、主に下記の変更を加えました。特に、幕板より上が丸みを帯びた3800形に対し、3900形は直線基調なのが見せどころかと思います。

 

 

[前面]

  • ライトケースの変更
  • ライトより上部の傾斜が始まる場所を下げる
  • オデコから屋根につながるRを緩くする
  • 正面窓幅を広げる
  • 前面側窓の下部を斜めに上げる
  • 排障器脇のボディ裾の下部傾斜を反転させる
  • 排障器そのもののデザイン

[側面]

  • 幕板を切り上げる(側板がそのまませり上がる感じ)
  • 台車周りの切り欠きを広げる=模型的観点でいうと、切り欠きが広いことにより台車が首を振りやすくなるので、3800形の際は干渉のためカットしていた台車枠の一部を完全に再現できる

[屋根]

  • Rをなくして平板にする(実車には若干のRがあるように見え、それをCAD上で再現することは簡単ではありますが、3Dプリンタ出力後に大きいRの積層痕を消す手間と効果を考えると、正確な再現にはほぼ意味がないと考えてオミットしました)
  • 車端部水切の再現

 

前面は一見800形最後期車に似ていますが、あちらは3800形ベースの前面に3900形のライトケースを組み合わせたもので、3900形の前面とは結構異なるようですね。データを流用しつつも、半分は作り直した格好です。

 

2017.07.24 Monday

広島電鉄3800形[その4−増備]

3Dプリンタで作るNゲージの広島電鉄3800形。前面が角ライトの編成を増備しました。

 

相違点は下記のとおりです。

・補助電源がC車1台からA,B車各1台へ

・避雷器がB車1台からA,B車各1台へ

・排障器が板タイプからパイプ組みへ

その他は丸ライトの編成とほとんど同じ過程で製作しています。

 

並べて写真を撮ってみました。

 

 

 

 

次は3500形と3900形辺りにチャレンジしようと思います。

 

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