2013.07.06 Saturday

WLB Type100[その13−仕上げ]

結局、パンタ昇降は諦めることにしました。

以前に製作した直動機構を久しぶりに動かしてみたのですが、動作が渋いときがあり、まだまだ調整の必要がありそうでした。私が手作業で工作する場合の、精度の限界のような気もします。また、現実的に2モーターでなければ牽引力が不足することも分かってきました。2モーターにすると直動機構を収めるスペースも取れません。

結局、下の写真のような走行装置にしました。連接部分の台車はBトレ貨車用のもので、車輪だけKATOのBトレ用のピボット軸を削ったものに取り換えました。これでもR100のS字カーブは通過できるようになっています。




前回までに作った車体をかぶせ、先頭にTNカプラーを取り付けて完成です。






400型と連結してみます。




100型が鉄コレ動力、400型がポケットライン動力なので、連結した際の協調性については以前から心配していました。鉄コレ動力は低い電圧から高回転なのですが電圧を上げてもそれほど伸びず、ポケットライン動力は昔ながらの感じで低い電圧ではノロノロ、電圧を上げるにしたがってスピードは高くなり、そのうち鉄コレ動力より早く走るようになります。

連結したらそれなりに辻褄があうかと期待していたのですが、これがとんとダメでした。ギクシャクしつつ走らなくもないですが、明らかに無理をしている(ポケットライン動力が足を引っ張っている)印象です。ちょっとこのままでは、運転会で併結運転を披露するのは無理そうです。


なんだか中途半端な工作に終わってしまいました。まぁ、これも勉強ですよね。

2013.06.23 Sunday

WLB Type100[その12−車体3]

前回から、だいぶ時間が空いてしまいました。一応、ちょこっとずつ製作を続けています。

前面のうち、窓回り内側の枠をt0.14プラ板をぐるりと巻いて整形します。以前のウィーン市電E2では省略した部分です。






屋根上の機器も適当に作り、ようやく塗装に入ります。

まず、サーフェーサー。




続いて、車体色のGM21「小田急アイボリー」を吹きます。(旧塗装のつもりです)




そして屋根の雨どいより内側をGM9「ねずみ色1号」にします。

青は迷った挙句、新塗装の紺色との違いを分かりやすくしたかったので、若干鮮やかめにしてみました。クレオス34「スカイブルー」とクレオス65「インディーブルー」をほぼ同量混ぜてみます。




うむむ、ちょっと鮮やかすぎたかもしれません。どうも私は色の選択が苦手です。でもそのまま続けます。

戸当たりゴムをGM35「ダークグレー」、扉下部ステップをクレオス113「RLM04イエロー」、ライトケースをGM14「灰色9号」でそれぞれ塗装します。

窓ガラスは透明プラ板を用い、窓枠以外をマスキングしてガイアカラー1001「ライトステンレスシルバー」を吹きました。




最後に自作タトゥーシールとステッカーでいろんな表記を追加して、車体はほぼ完成です。




ちょっとネットで写真を調べたところでは、26編成ある100型のうち、第10編成までがドア横のワンマン表示(?)"SCHAFFNERLOS"が枠付きの表示窓なのに対し、第11編成以降はシールに変更されているようですね。今回は表示窓まで再現していないため、第11編成以降の旧塗装ということになりそうです。

2013.05.29 Wednesday

WLB Type100[その11−車体2]

前面を考えます。

ウィーン市電E2のときは丸目1灯を片端のみ作ればよく、プラ棒に穴を開けて輪切りにしたものをペタッと貼って済ませてしましたが、WLBの100型は角目4灯(ヘッド・テール各2、マーカーランプも入れると6灯?)が両端なので面倒です。

グレイスモデルの函館市電8000形がリリースされたときに、丸目と角目の前面パーツが選択可能ということを知り、角目を移植できないかと考えていました。ということでやってみます。






ライトパーツのところだけ切り出します。側面につながる斜めの部分は、そのままライトケースとして使えそうです。

側面基準で取り付けると、下の写真右側のようになりました。これだけだとよく分からないのですが、実車写真と比較してみたところ、かなりより目になっているようです。そのまま左右の目を離すと全幅に収まらなくなるので、テールライトを真ん中で切って若干削り、再度接着して幅をつめることにしました。それが下の写真左側です。もはやパーツ流用の意味がないかも知れません。




ライト以外の部分は、イエローサブマリンのt0.14プラ板で覆い、形を作りました。単純な円筒形状です。そして、400型と連結器高さが合うようTNカプラーを仮付けしたところ、なんだか馬面になってしまいました。



?と思い、ネットに転がっている実車の図面を改めて確認すると、なんとまぁ今回ベースにしていたE2と100型とで、全幅の違うことを発見してしまいました(いまさらながら)。E2が2265mm、100型が2400mmと、Nゲージサイズで1mm近く違います。同じ線路上を走る似た形態の車両なので全幅も同じものだと思い 込んでいたわけですが、いまさら修正する気も起こりません。

まぁ、毎度のことながら細かいことは気にしない性格ですので、このまま進めることにします。
2013.05.19 Sunday

WLB Type100[その10−車体1]

久しぶりに続きに取り掛かります。

図面だけは、ウィーン市電のE2をベースに描いてあったので、それを基にまずは側板を切り出します。例によってt0.3プラ板の2枚重ねですが、上半部が内側に傾斜しているため、折り目をつけつつ貼り合わせます。前ドア付近も前面にかけて絞られる形状ですので、ドア後ろで折れるように曲げておきます。正確な形状は屋根板と合わせてから決めることになります。







屋根板は、t1.0の2枚重ねです。投影形状でプラ板から切り出し、2枚を貼り合わせたのちに棒やすりで肩のRを削っていきます。側面方向幕の出っ張り部分は削らずに残し、前面方向幕はt0.3の別パーツを貼り合わせます。雨どい(?)はt0.3プラ板を約1mm幅に切り出して接着しました。

今回は両先頭車のパンタを中間車からロッド駆動で昇降させるつもりですので、うまくいくかどうかは分かりませんが、ロッド(Φ0.3真鍮線を使用予定)の滑りがよくなるようにΦ1.2の真鍮パイプを屋根裏に埋め込むことにしました。このパイプの中をロッドが往復する予定です。




前面はあとで考えることにして、屋根と側板とを組み合わせました。





2013.01.14 Monday

WLB Type100[その9−下回り3]

ZJゲージの485系からもぎ取って改軌した車輪+ホイールベースを縮めたBトレ台車枠という組み合わせでT台車を製作したのですが、単体ではコロコロ転がるものの、床板と組み合わせてポイントを爆走させると(いじわる試験のつもり)、かなりの確率で脱線してしまうことが分かりました。

車軸が内側支持のため不安定なこと、タイヤの厚みが薄いこと、私の工作精度が低いこと等々、複合的な要因が考えられます。車輪をBトレオリジナルに戻すだけでも脱線確率は減るのですが、それでも完璧とはいえません。

結局、ウィーン市電E2/C5も含めたすべてのT台車を、昨年12月に発売されたばかりのBトレ台車貨車用に差し替えることにしました。通常のBトレ台車と比較してホールベースが短いため、そのまま使うことにします。ただし集電板はなく(貨車用ですからね)、集電したい場合は自分で工夫する必要があります。私はΦ0.3の真鍮線を曲げて、車軸に下からあてる形の集電器を作りました。


B-train bogie (left), B-train bogie for freight car (center), modified bogie (right)


Install two collectors made from brass wire


悔しいかな、さすが製品版の台車を組み込むとポイントで脱線することはなくなりました。


Running equipments of WLB Type 100


下の写真は、並行して改造していたウィーン市電のE2/C5です。C5のユーレイがE2を推すという形を改めて、ちゃんとE2が牽引する形にしました。また、S字カーブ対策のため長めのドローバーも自作しています(真鍮線2本を適当に曲げて、中央部をはんだ付け)。




Long length draw bar


まぁ、これでようやくWLB100型も車体の製作に入れそうです。

2012.12.17 Monday

WLB Type100[その8−下回り2]

妻にリューターを買ってもらいました。Wikipediaを見ると、ハンドグラインダーはリューター(Leutor)と呼び、ルーター(Router)はまた別の道具だと書かれているのですが、私が手に入れたリューターはパッケージにハンディールーター(HandyRouter)と書いてあります。何が正しいのかよく分かりません。


ともかくこれで、苦手な鑢掛けの苦悩から解放されるのではないかと、かなり期待の一品です。

手始めに、アキアのZJゲージからもぎ取った車輪の車軸(外側の、もともと軸受けだった部分)を削ってみました。と言ったものの、リューターのほうに車輪を咥えてぶんぶん回し、そこに棒ヤスリを当てるという、早速イレギュラーな使い方となってしまいました。


Scrape the outer axle

まぁ、お手軽という感じでもありませんでしたが、割と楽に6台車分24個の車軸を削ることができました。ちなみに車軸を削るのは、車体裾に台車が収まるようにするためです。下の写真で、左側の台車に付いている車輪が加工前、中央と右側が加工後です。


Before scraping (left), After scraping (center and left)

さらにガシガシと床板をプラ板から作っていきます。基本的には、鉄コレ路面電車動力のM台車とT台車を分割して、間に連接台車を継ぎ足していくという方法です。ウィーン市電のE2形の下回り改修も並行して進めるため、2編成ぶん同時の作業です。台車センターピンのスナップが嵌る部分は、これまでのBトレ床板利用から脱却して初めて自作してみました。下の写真でセンターピンを受ける側の丸っこい加工にも、ちょこちょこリューターを活用しました。


Parts of floorboard

各台車からの集電を接続する作業が残っていますが、とりあえず走る状態になりました。なお、M台車のゴムタイヤは脱線防止のため同じ車軸に揃えるように、車輪を嵌め替えてあります。




Extend the TOMYTEC tram motor unit
2012.12.01 Saturday

WLB Type100[その7−下回り1]

パンタ昇降の駆動機構ができ、なんとなく道筋がついてきた気がするので、下回りの製作にかかります。

これまでに製作してきた車両は、連接部に台車がないか(ドレスデン、WLB400)、台車がある場合はT車にしてきた(ウィーン市電E2)ので、M車で連接部に台車がくるのは私にとって初パターンです。今回の製作に併せて、ウィーン市電E2もM車化(=C5をT車化)しようと思います。

小径車輪のボギー動力としては、鉄コレの路面電車動力が調達性や性能面から使いやすいため、今回もその利用を考えます。幸か不幸か片側台車駆動なので、駆動しない側の台車を切り離すことができ、連接車として使うには好都合です。

切り離しついでにバラバラにしてみました。


Components of TOMYTEC motor unit for traditional tram

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2012.11.24 Saturday

WLB Type100[その6−試作5]

休日をヒマそうに過ごしていた娘が「自転車に乗りたい」というので、「機関車でも見に行く?」と無理やり誘って現実逃避してきました。新鶴見まで10分ちょいです。

フェンス越しに撮影(汚い写真ですみません)。娘はあっちの赤いほうの模型を欲しいそうですが、お父さんが欲しいのはこっちの青いほうです。


JRE EF510-500 (near side)  and JRF EH500 (back side)

先週常磐線に乗っていたら、EF510-500のカシオペア色2両が泉駅で並んでいるのを見掛けました。よく分かりませんが、確率的には珍しいことなんでしょうか?

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2012.11.23 Friday

WLB Type100[その5−試作4]

結論から言うと、まだうまくいっていません。毎週末同じようなことをやっているので、妻には「やめちゃったらー?」なんて冷たい言葉をかけられる始末です。

前回の記事以降、以下のような変更を実施しました。

1.レールからの給電を基板からネジに変更。基板の電極を3列から2列に削減することによる接触不良の低減。

2.ネジに給電するため軸受けをメタルに変更。軸受けは、ジャンクになっていたKATO車両の錘を切断して穴あけしたもの(材質は何でしょうか?)。

3.接触子が行き過ぎたときにモータをバイパスする回路の削除。バイパス時はレール電圧が垂れ流しになるのを抵抗で消費しようと考えていたが、予想より消費電力が大きくなりそうなことが分かったため。

4.基板上の2列の電極を入れ替え。動作時に摩擦でナットが回転しようとする方向で、接触子と基板との接触圧が増すことを考慮。

5.接触子をパンタバネからTNカプラーJC42(WLB400製作時に使用したもの)付属の金属パーツに変更(よく知らないのですが、JC42を使用する新幹線のライト点灯/消灯切り替えのためのパーツ?)。バネが効きそうなのと、接触が確実そうなため。

6.コンパクト化のため、ネジを短縮しナット数を2個→1個に。

The motor stopping and reversing mechanism (2nd design)



Contactor (left) and bearing (right)

ここまでやって仮組みしたものの、なかなかうまく直動機構が動いてくれません。

最初はやはり接触子と電極との接触が悪いのではないかと疑っていたのですが、どうやら下図のような原因でモータ能力以上の機械的負荷がかかってしまっているようです。(左:理想 右:実際)


ガタの小さいナットへの変更、ナット2個構成への戻し、接触点がナットの真下に来るような構造等々、対策を打たねばならないところです。

もしくは、接触子−基板方式をやめて、ストロークの端っこでリミットSWを押すようにするか、ですかねー? 先は長そうです。
2012.11.17 Saturday

WLB Type100[その4−試作3]

"WLB Type100"というタイトルが名ばかりの状態が続いていますが、今回もパンタ昇降機構の試作の続きです。

前回までで、Nゲージサイズの路面電車の車内に組み込める程度の駆動機構で、ロッドを介してシングルアームパンタを昇降できることは分かりました。ちなみに、シングルアームであれば模型でもイコライザが再現されているためきれいに昇降しますが、ひし形パンタだと、架線集電対応でもない限りきれいに昇降させるのは難しいような気がします。

さて前回までの状態では、駆動機構のモータを停止したり逆転したりという仕掛けがありません。そこで、直動機構の物理的な動きを利用して、その辺りを解決できないかと考えたのが、下記回路図の仕掛けです。


The motor stopping and reversing mechanism

平行に3列の電極を設けた基板を用意します。レール、直動機構モータ、ダイオード、負荷(今のところただの抵抗)を図のように結線し、電極上を左右に接触子が摺動するようにします。接触子は直動機構の動きを拾って左右に動くものです。

例えば、レールに青字の極性で電圧をかけた場合、接触子によって短絡された上の列の電極と中の列の電極を通してモータが回り、接触子を左へ動かします。接触子が上の列の電極の切れ目に到達すると、モータへの電流が流れなくなりモータは停止します。上の列左側の小さい電極には、接触子が行き過ぎた場合にモータ両端をバイパスするための、保険のような役目を持たせることにします。

逆に、赤字の極性で電圧をかけると、下の列と中の列とで接触子を右に動かします。

これで、レールの電圧の極性が逆転したときに限り、パンタが上がる(下がる)という仕掛けを実現できそうです。図示したとおり、上の列と下の列の電極の切れ目同士の間隔が、直動機構のストロークになります。

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