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2013.01.04 Friday

初詣

昔住んでいた地元近くのケーブルカーに乗って、初詣に行ってきました。小学生時代は毎年遠足で登った山であり、私にとってケーブルカーといえばこれでした。当時と塗装は変わりましたが、車体は長らく古いものが使われ続けています。

市街地から山頂まで行こうとすると、私鉄 〜 バスor徒歩 〜 ケーブルカー 〜 徒歩 〜 リフト 〜 徒歩、と乗り継ぐ必要があり、なかなかスムーズにはいきません。そもそもバスや自家用車で直接山頂へ行くこともできますし、歩いて登っても高低差400m程度の道程です。そのせいか、ケーブルカー乗り場も三が日の割には空いている印象です。

「ときめき」号と名付けられたピンク色の車両に乗って、中腹のケーブル山上駅を目指します。


Myoken-san Cable car operated by Nose Electric Railway (in Hyogo Pref.)

山上駅に設置された温度計は0.5℃を指していました。空気は冷たいものの、風もなくそれほど寒さは感じません。山上駅からリフト乗り場まで5分ほど坂道を歩くと、リフト乗り場に隣接した広場に着きます。そこでは私鉄で使用していた古枕木を燃料にたき火がされていたのですが、一角には「シグナス森林鉄道」というミニ鉄道乗り場があります。私が子供の頃にはなかった子供向け観光施設です。


"Cygnus forest Railway" (scenic train for children), Vega station

まずはそのままリフトに乗り継いで山頂で初詣を果たし、その帰り道で「シグナス森林鉄道」に乗車してみました。妻からは「一人で乗っておいで」と冷たい言葉をかけられましたが、恥ずかしいので娘たちを道連れにします。子供100円のほか、大人200円という運賃も設定されているので、人目さえ気にしなければ大人だけで乗っても問題はありません。

起点の「ベガ駅」に時刻表はなく、お客さんが集まれば出発するとのこと。私たちのほか数人の子供たちが乗り場に向かうと、たき火にあたっていた私鉄職員がこちらへやってきて、切符の販売を始めました。

ミニ列車は3両編成です。先頭がDLを模した緑色のバテロコ、あとの2両が屋根付きの赤いトロッコふうです。さきほどの私鉄職員がバテロコの運転席に乗り込み、子供8人と大人3人の乗客で満員となったシグナス森林鉄道は出発しました。


The Battery Locomotive pulls two coaches

出発してすぐ、ミニ列車は急坂を上ります。何を隠そう、ここが本格的なラックレールの区間なのです(リッゲンバッハ式に類するもののようです)。運転士を含めて12人を乗せたミニ列車は、止まりそうになりながらもゆっくり着実に坂を上ります。

とはいっても坂道は10mほどで終了、ほどなくラケットループの分岐点にあるスプリングポイントを通過します。ラケットループ内にラックレールがあるというのも、なかなか不思議な光景です。


There is a rack track at the loop of Vega station

あとは林道の端に設けられた比較的平坦なレール上を、ノロノロと進んでいきます。森林鉄道を運営している私鉄も、昔はのそい(=のろい)ので「のそ電」などと揶揄されていたそうですが、その表現がピッタリくるようなカメの歩みです。

5分ほどで折り返し点の「アルタイル駅」に到着しました。当然ここもラケットループです。カメラを持っている人は運転席に座って記念撮影ができるそうですが、娘たちは特に興味がないようでした。つまらんね(まさか私だけが座ってみるわけにもいきませんし・・・)。ちなみにカメラを忘れた人には、100円でポラロイドのサービスがあるようです。

トロッコから降りる程度の時間はあったので、ちょこちょこと写真を撮ってみました。




Altair station (the turn back point)

帰り道も同じく5分程度で、ベガ駅へと戻ります。さきほどラックレールで上った坂道は通らずに、別ルートでそのままホームまで下りていきます(ラケットループですからね)。そんなこんなでなかなか有意義な時間を過ごし、再びケーブルカーで麓の駅まで下りました。


ケーブルカーといえば、路モジメンバーOさんのモジュールがRMMに掲載されていましたね。もともとブログは拝見していましたが、雑誌記事として状況設定や製作過程を読ませていただくととても奥が深く、なかなか自分があの域に達するのは程遠いなぁ、と改めて感じてしまいます。RMM特集記事の架空鉄道という切り口も、私にとっては新鮮で面白かったです。モデルが実在しないものに説得性を持たせるためには、小説を書くのと同じく、かなりしっかりとした状況設定が必要なのでしょうね。

ちなみにシグナス森林鉄道の状況設定は、もちろん天の川とのことでした。

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