2017.04.22 Saturday

阪堺 モ351形[その4−車体組み立て2]

前面パーツを準備します。参考までにBトレの前面と並べてみました。プラ成形のほうがシャープですし、キットに付属するロストワックスのパーツは若干幅が広いように思えますので、ここは好みが分かれるところかもしれません。

 

 

ロストワックスの製法上やむを得ないことだとは思うのですが、やはり方向幕横の標識灯のモールドが甘いのが気になり、削ぎ落としてしまいました。3Dプリンタで別パーツを作ろうと思います。また、点灯化のために前照灯に穴を開けました。右が加工前、左が加工後です。

 

 

サボ受け(前面ですがサボと呼ばせていただきます)と方向幕は別パーツになっていますので、ハンダ付けします。これはゆくゆく登場時仕様の製品化も視野に入っていたということなのでしょう。正面向かって右側の看板受けは設置されていない時代もあったようなので、今回は取り付けないことにしました。

 

 

 

先に組み立てた側板+屋根のセットと前面パーツを接合する際、専用冶具で位置合わせをする仕組みになっています。前面パーツ上部1か所、下部3か所、床板パーツ側2か所をビスで仮止めするのですが、前面パーツ下部の両側は位置が合わず、止めることができませんでした。鋳造パーツで精度を出すのは難しいのでしょうね。そもそも、ビス止めできたこの位置が本当に正しいかというと、ちょっとわかりません。腕の立つ方であれば、他の方法で位置合わせしたほうがよいように思います。

 

 

位置が合ったら外側からハンダをチョン付けしたあと冶具を外し、あとはつなぎ目にハンダをモリモリします。

 

 

 

そしてヤスリで整形します。砲弾型ヘッドライトの後方も、盛ったハンダをヤスリで整形しておきました。

 

 

 

つづく。

2017.04.17 Monday

広島電鉄800形[その3−3次車、5次車]

タイトルのような呼び方がどこまで正しいのかわかりませんが、最初に3Dプリンタで作った丸目の803〜804を2次車とすると、角目の805〜808が3次車、前面窓が方向幕まで一体化された809〜812が4次車、ライトが3900形ライクの813〜814が5次車ということになるかと思います(勝手な呼び方ですみません)。3Dデータを少しいじればバリエーション展開できるため、3次車と5次車を作ってみました。

 

2次車のデータを出力したときに併せて試しに出力した前面パーツは、ライト周りの彫りが浅く、ペーパー掛けするとすぐに埋まってしまいました。これが1回目です。次に、3Dデータ上で彫りを深く修正して出力してみたのですが、やはりペーパー掛けすると表現があやふやになってしまいました。これが2回目です。

 

さらに彫りを深くするべきか、溝幅を広くするか悩んでいたところ、模型仲間の方から「別パーツをはめ込んでみたら」とアドバイスを受け、早速試してみました。これが3回目です。次の写真で上から1回目、2回目、3回目となります。

 

 

結果的に、これがうまくいきました。

 

 

3次車のほうはちょっとおめめがパッチリしすぎている(名鉄っぽい?)かもしれませんが、塗装すれば落ち着いてくれるでしょう。

 

 

いつもの手順で組み立てます。特筆するところはありませんが、側板は前回の2次車にドアレールと車外スピーカーの表現を追加しました。(もちろんそれらは2次車にも存在します。私が省略していただけです)

 

 

先に緑を塗ります。塗ったところで、3次車のほうのライトの窪みをマスキングし忘れていたことに気づきました。

 

 

逆マスキングでリカバーします。その後アイボリーと全面窓周りの黒を吹きます。

 

 

またもマスキングし忘れで、黒縁下端の角が四角くなってしまいました。本来は窓のカーブに合わせてRがつきますので、タッチアップでお茶を濁します。

 

側窓サッシは黒です。側窓も四隅にRが付いていますので、マスキング+エアブラシは使わず面相筆で塗っていきました。インレタは懲りずに阪急の銀色から数字を拾い、クリアを吹いて保護します。

 

 

これで完成しました。次に増やすとすれば、4次車で塗装違いの810号ですかね。

 

 

 

2017.04.16 Sunday

阪堺 モ351形[その3−車体組み立て1]

車体を組み立てていきます。とここで、車体の組み立て方が説明書のどこにも書かれていないことに気づきます。同じ「組立図I」と題された資料をモ161とモ351とで比較すると、モ351のほうには明らかに組み立てに必要な情報が不足しています。幸い、キットの構造は両者でほぼ同じですので、私はモ161の説明書を参照しながら組み立てることにしました。

 

 

 

側面外側と屋根が一体になったパーツは折り曲げ済です。屋根のRが若干いびつに曲がっていたので、手で軽く修正しました。

 

 

内貼りをランナーが付いたままコの字に曲げます。

 

 

そして内外を重ねます。内貼りに設けられた床板留め用のリブは、この時点で90°内側に折り曲げておきます。

 

 

内外板の位置合わせ用に左右2か所ずつビス穴がありますので、付属の1.4mmねじで留めて固定します。

 

 

内外板をハンダで固定する前に、もっと後の工程(塗装後)に取り付けることになるアルミサッシパーツがちゃんとはまるか、仮固定してみます。ちゃんとはまれば位置合わせはOKだということです。

 

 

 

内側からハンダを流し、固定できたらエッチングばさみでランナーから切り離します。

 

 

つづく。

2017.04.13 Thursday

阪堺 モ351形[その2−動力組み立て]

以前のモ161形と同様、動力から組み立てていきます。あまりこういうところで批判めいたことを書くのは本意ではないのですが、このキットは詰めの甘さが目につきます。モ161形のキットが丁寧な作りだっただけに、なおさら残念な気がします。どこに甘さを感じたかはおいおい書いていきますが、キット付属の組立説明書を補足する形で組み立て方をご紹介できればと思います。(とはいえ、このブログでご説明する組み立て方はあくまで個人の一例ですので、参考にされる場合も自己責任でお願いします)

 

 

ベースとなるのは、KATOのBトレ用動力です。通勤電車1,2、急行電車1と、台車違いで3種類ありますが、台車モールドは削ってしまうためどれを使ってもいいと思います。私は通勤電車2を使いました。

 

 

 

下の写真の状態までばらします。左半分のみ部品として流用し、右半分は不要となります。

 

 

 

台車枠を削っていきます。キットの組立図には「表面を削って厚さ0.8mmにします」と書かれていますが、軟質プラということもあり均一に薄くするのはなかなか難しいです。目安としては「集電板のピボット軸受が露出して若干削れるくらい」かと思います。

 

 

下の写真の状態だとまだ不十分ですね。実際にはこのあと、さらに削っています。削りが足りないと、このあと台車枠パーツを接着したときに左右が膨らんでしまい、車体に干渉しやすくなります。

 

 

 

台車の準備ができたら、次は床板を組み立てていきます。必要なのは下の写真のパーツ類です。

 

 

絶縁用シールの灰色にハッチングされた箇所をカッターで丁寧に切り落としていきます。

 

 

床板に貼ります。貼るのは床板パーツの、文字がエッチングされていない面(裏面)のはずです。「はず」というのは、この床板パーツに誤りがあり、どっちつかずだからなのですが…

 

 

この床板パーツの組み立て方、よく知っています。モ161形と同じ構成だからです。絶縁シールを貼ってから折り返し、さらに動力台車側の受けだけさらに折り返すのですね。交互に2回ということです。モ161形のときは板を曲げる向きがよくわからず、いじっているうちに板が分離してしまい(繰り返し曲げると切れますよね)、結局ハンダ付けしたのでした。今度こそは間違えずに組み立てるぞ! 180°折り返しなので溝に沿って山折りですよね。

 

ん?? 交互に2回折り返すので、溝が板の裏と表にそれぞれはいっていなければならないはずなのですが、二つの溝が同じ側(表側)にあります。2回目の180°折り返しができません。

 

 

がーん! 結局こうなってしまいました。 念のためにモ161形のときの記録写真を見返すと、ちゃんと表と裏にひとつずつ溝が入っています。これはもう、パーツが誤っているとしかいいようがありません。

 

 

結局、またもはんだ付けで復旧するハメになりました。動力台車側の受けは、3枚の板の円が揃っていなければ走行に影響するため、気を使う作業となります。

 

 

次にBトレ動力から外したモーターをブラケットにビス止めします。が、今度はビスが奥まで入りません。モ161形のときはしっかり止められたのですが… しかしこれはキットが悪いのではなく、モーターのケーシングが変わったせいです。

 

 

見た目は同じなんですけどね。(左:今回のモーター、右:昔のモーター)

 

 

仕方なく、t1.0(t1.2だったかな?)のプラ板を適当に切って、スペーサ代わりにかませることにしました。見た目が適当なのでお恥ずかしい限りです。ともかく、これでしっかりとブラケットに固定することができました。

 

 

集電板はこちらの板のE206,E207です。

 

 

切り取って、

 

 

タブを立てます。

 

 

集電板を床板に固定するためのプラ棒を4つ用意します。プラ棒自体は長いままキットに同梱されていますので、所定の長さに切り分けるだけです。

 

 

床板に開いている穴に通し、裏から瞬着で固定します。

 

 

集電板をはめ、さらに裏側をシールで絶縁したモータブラケットを載せて固定します。集電板のタブはモータの端子にうまくはまります。この仕組みはよくできていますね。

 

 

ユニバーサルジョイントとウォームギアを復旧し、床板の穴に裏からはめた動力台車と結合します。

 

 

付随台車側は、ワッシャを1枚かまし、挽き物のセンターピンを介して床板にビスとめします。

 

 

こんな感じで組みあがります。

 

 

 

試走してみたところ、特に不安もなく快調に走ってくれました。次回はいよいよ車体を組んでいきます。

2017.04.11 Tuesday

阪堺 モ351形[その1−開封]

神戸の鉄道模型イベントで目にしてから2年半、発売開始から1年、ようやくレールクラフト阿波座の阪堺電車モ351形キットを手に入れました。同社モ161形キットの流れを汲む商品で、ラッピング車両や類似のモ501形の製品化も予告されていましたが、現在のところリバイバル青雲塗装のみ発売されています。今後の商品展開もあまり期待できそうにありません。とはいえ、これまでNゲージではBトレくらいしか製品化されておらず、入手可能なキットという意味では貴重な存在です。

 

 

 

 

ざっと確認した限り、パンタと屋根上配管、排障器等に予備パーツが含まれているほかは、ほぼちょうど1両分の材料となっています。写真に写っている以外に前面窓セルもあるはずなのですが、たまたま同梱されておらず、後日追加で送っていただきました。前面パーツはロストワックスです。

 

次回以降、組み立てていこうと思います。

 

 

 

2017.01.28 Saturday

鉄コレ動力TM-TR05「大型路面電車用B」レビュー

鉄コレ動力TM-TR05「大型路面電車用B」が発売になりました。商品名には謳われていませんが、実質的には同時発売の京阪80型専用動力です。これまで分からなかった情報が分かりましたので、一覧表を更新しておきます。台車間距離は54.2mmということで、TM-TR01の36.0mmから続く2.6mm刻みを踏襲した数字となっています(後述しますが、51.6mm、56.8mmにも設定可能です)。実車は8,200mmなので1/150では54.7mmとなり、まぁまぁ妥当な数字かと思います。

 

台車間距離 軸距 車輪径 台車枠

TM-TR01

「路面電車用」

36.0 38.6 41.2 9.2 4.0(4.2?) KL11 日車C型 FS78

TM-TR02

「2軸電動車用」

16.0 6.0 ブリル21E

TM-TR03

「路面2連接車用」

43.8

43.8

9.2 4.2 KL13 OK12 NS15

TM-TR04

「大型路面電車用」

43.8 46.4 49.0 9.2 4.2 KS45L KS46L 日車C型

TM-TR05

「大型路面電車用B」

54.2 - - 9.2 4.2 KD204 - -

TM-TR06

「路面3連接車用」

43.8

46.4

43.8

- - 9.2 4.2 NS15

赤字は推測

 

外箱

 

台車間距離はこのとおり

 

箱を開けると、動力車ユニットのほか、トレーラー車ユニット、説明書、台車枠×2両分、床前スペーサー・ドローバーのランナーが入っています。動力ユニットの基本的な構成や台車パーツはTM-TR01からの一連の製品群に準じていますが、床下機器は路面電車以外の鉄コレと同じく、元の製品から外したものを取り付けるようになっている点が大きく異なります。成形色は、動力車ユニット、トレーラー車ユニット、床前スペーサー・ドローバーいずれも黒です。

 

内容物

 

各動力を並べてみます。上からTM-TR01、TM-TR03、TM-TR04、TM-TR05の順です。

 

 

 

 

斜め上から見てみます。床下機器を取り付けるため、これまでの路面動力のようにモーターを囲む位置にウェイトが取り付けられず、その代わり全長の長さを活かして床上にウェイトが追加されています。

 

 

 

T台車側の床板パーツは、よく見るとこれまでと違うものです。

 

 

 

台車間距離が変更できるとは公式に謳われていませんが、例の可変機構は健在です。製品の54.2mmというのは、過去の動力でいうところの「中」設定の状態であり、ピンを外してT台車側の床板をスライドさせれば伸び縮みします。下の写真は、上から「短」(51.6mm)、「中」(54.2mm)、「長」(56.8mm)と変えてみたものです。最初にも書きましたが、TM-TR01の「短」「中」「長」、TM-TR04の「短」「中」「長」、TM-TR05の「短」「中」「長」(但し非公式)は2.6mm間隔で一連のシリーズになることから、これは意図的な設計と考えてよさそうです。

 

 

 

 

床前スペーサー・ドローバーランナーには、京阪という意味なのか「KH」という刻印があります。スペーサー、ドローバーとも同じものが2つずつ収録されており、スペーサーは動力ユニットの前後に取り付けるため2つ必要ですが、ドローバーは言うまでもなく1つで足ります。ちなみに、下の写真で最も上に写っているドローバーは、4年前に事業者限定で販売された京阪80型冷房車のもの、二番目のグレーのものが、今回発売の京阪80型非冷房車のものです。TM-TR05のドローバーは非冷房車付属のものと同じ長さになっています。ドローバーが長いぶん連結面が広がるということではなく、ドローバーを受けるピンの位置が今回から車体中央よりに移設されています。

 

 

 

下の写真は、上から事業者限定京阪80型冷房車、今回発売の京阪80型非冷房車、TM-TR05付属のトレーラー車の床板を並べたものです。下の二つは成形色が異なるだけでモノは同じです。ドローバーを受けるピンの位置が今回から変更されているのが分かるかと思います。

 

 

 

TM-TR05が実質的に京阪80型の専用品だというのは異論がないことだと思いますが、いろいろと解せない点、すなわちもう少し広い範囲への応用も視野に入っているのではないかという点があります。

  • 成形色はグレーでよいはずが黒である
  • 台車枠、T床板、ドローバーがわざわざ付いてくるので、だぶる
  • 床前スペーサーは別部品ではなく、そもそも動力ユニットに成形されていてもよいのでは?
  • 動力ユニットが伸縮可能

例えば、2両連結運転をする嵐電のモボ101は台車間距離が7,930mm、1/150換算で52.9mmとなり、TM-TR05の「短」「中」のちょうど中間サイズになりますね。嵐電への展開はあるでしょうか。また、ドローバーが余る件は期待的拡大解釈をすると、TM-TR05を複数連結して4両、6両…と増やすことも可能だということです。もしや京阪800系やリニア地下鉄製品化への布石か?と思いましたが、それらは台車間距離が11,000mmなのでさらに大型なんですね。まぁ、単に鉄コレ動力の設計思想に沿っただけで深い意味はない、のかも知れません。

 

事業者限定京阪80型冷房車を動力化したいと、今回のTM-TR05を待ちわびていた方も多いと思いますが、私はアルモデルの「鉄コレ動力TM-TR01延長改造キット」を利用して動力化していたので、比較してみました。

 

まずは動力ユニットです。ストレッチの方法が異なるだけで元は同じ動力ユニットですので、性能的にも同等かと思います。

 

 

連結した全長もほぼ同じです。

 

 

 

この写真からも、ドローバーを受けるピンの位置の違いが分かりますね。

 

 

 

この床前スペーサーとドローバーを使って試したくなるのが、連結式の路面電車の再現です。床前スペーサーと、過去の動力のスペーサーは取り付け穴寸法が同一のようなので、TM-TR01に取り付け、京都市電2000形にはめてみました。

 

 

 

結果としては、うまくいきません。床前スペーサーが大きいため車体に入れようとすると長手方向のセンターがずれてしまうほか、ドローバー受けピンの位置が高くなるため水平に引き出すことができません。逆に言うと専用のドローバー対応スペーサーさえあれば連結運転も可能になりますので、今後の製品展開に期待したくなります。(本当にやりたければ自作すればいいだけの話なのですが、レビュー記事ですので、あくまでもともとの製品としてどうか、という視点で書いています)

 

2017.01.15 Sunday

鉄コレ動力TM-TR06「路面3連接車用」発表

TM-TR05の発売を待たずに、次の動力が発表されましたね。TM-TR06「路面3連接車用」ということで、同時発売の筑鉄2000形に適用する製品となっています(改めて私が書くまでもないですね)。

 

恐らくこれまでの動力と部品共用と思われ、目新しさはないかも知れませんが、比較のために一覧表を更新しておきます。

 

台車間距離 軸距 車輪径 台車枠

TM-TR01

「路面電車用」

36.0 38.6 41.2 9.2 4.0(4.2?) KL11 日車C型 FS78

TM-TR02

「2軸電動車用」

16.0 6.0 ブリル21E

TM-TR03

「路面2連接車用」

43.8

43.8

9.2 4.2 KL13 OK12 NS15

TM-TR04

「大型路面電車用」

43.8 46.4 49.0 9.2 4.2 KS45L KS46L 日車C型

TM-TR05

「大型路面電車用B」

不明 - - 9.2 4.2 なし - -

TM-TR06

「路面3連接車用」

43.8

46.4

43.8

- - 9.2 4.2 NS15

赤字は推測

 

付属する台車枠はまだ公表されていませんが、適用車種から推測すると、TM-TR03と同じ3種が選ばそうな気がします(筑鉄2000形の台車はNS15です)。どうなるでしょうか。

 

また、TM-TR06の台車間距離「43.8-46.4-43.8」を150倍すると「6570-6960-6570」となります。筑鉄2000形の台車間距離が「6500-6900-6500」ですので順当な感じですね。ちなみに連接台車間の距離(=C車の全長)46.4mmは、TM-TR04の台車間距離「中」と同じ寸法となっています。

 

 

気になるのは、同系統の譲渡車である広電3000形や、さらには3500形以降の3連接車が製品化のスコープに入ってくるかだと思います。

 

広電3000形の台車はKL13(もしくは類似のKS117)なのですが、台車間距離は「6500-6850-6500」ということで、筑鉄2000形とは中間が微妙に異なります。まぁ、1/150模型においては無視できる範囲といえるかも知れません。

 

しかし、軽快電車以降になると3500形が「6500-6500-6500」、3700〜3900形が「6580-6720-6580」となり、かなり数字が異なってきます。TM-TR06をそのまま流用した製品化というのは考えにくいかも知れませんね。

 

2017.01.09 Monday

広島電鉄800形[その2−塗装、完成]

車体色に悩んだのですが、クリーム色にはGM21「アイボリーA」(昔の小田急アイボリー)、緑にはモリタの「緑14号」を選びました。調色すると、私の腕では次回同じ色を塗りたいときに再現するのが難しいため、なるべく市販の色で揃えるようにしています。

 

マスキングの都合で、先に緑、そのあとアイボリーの順で塗装しました。

 

 

 

そして前面窓周りに黒を吹きます。

 

 

 

前面ライトリムと側面サッシに銀をさします。

 

 

 

車番のインレタは、同じアルナ仲間ということで、GMの阪急用銀から数字を拾いました。が、ちょっとギラギラしているようです。

 

 

 

方向幕を貼り、アクリル窓をはめこんで完成です。

 

 

 

分かりにくいかもしれませんが、台車枠はちょうど車体裾と重なる部分(両肩)をカットして、カーブで首を振れるようにしています。

 

 

 

記念に、鉄コレの広電と並べてみました。大きさ的な違和感はなさそうですね。

 

 

 

蛇足とは思いますが、Bトレの700形と並べてみました。Bトレは、700形なのに前照灯と尾灯の位置が反転してるんですよね…

 

 

2016.11.15 Tuesday

広島電鉄800形[その1−設計、組み立て]

広島電鉄の単車800形を作ろうと思います。

 

今年5月に鉄コレを買うため広島を訪問したついでに、歩道橋の上からいくつか写真を撮ってきました。

 

 

 

 

 

形態は、試作車的な801〜802と、量産車的な803〜に大別されますが、803〜は製造年によってライト形状や前面窓にバリエーションがあり、丸ライトの803〜804、角ライトになった805〜808、前面窓が大型化した809〜812、ライトが3900形っぽくなった813〜814に細分化されるかと思います。側面のドアや窓配置、屋根上機器配置は、813〜814の補助電源が異なる以外、特に違いはないように見えます。台車は801〜802がFS83、803〜がFS88となっています。

 

今回は、スタイルがスマートな803〜を模型化することにしました。

 

いつもの方法ですので詳細は割愛しますが、まずはDesign Spark Mechanicalでデータを作成します。

 

 

左から803〜804、805〜808、813〜814のつもりです。台車枠は首を振ったときに車体裾に干渉することが分かったため、干渉する部分をデータ上でカットしています。

 

 

DMMで出力しました(上の写真は、IPAで脱脂 → ペーパーがけ → サフ吹き後の状態)。アクリル"Extreme Mode"がかなり値上がりしており、"Ultra Mode"の倍近い見積もりとなったため、今回は"Ultra Mode"で出力しています。下半分は同時に出力した阪堺モ601です。

 

 

前面が角ライトの2種は、ライト周囲の掘り込み幅や深さの具合を見るために、とりあえず1個ずつお試し出力しました。若干深さが足りないようなので、いずれ修正して再出力しようと思います。今回は丸ライトの803〜804にします。

 

 

組み立ててから、再度ペーパーをかけます。

 

 

そしてまたサフを吹き、塗装に備えます。

 

2016.10.10 Monday

新町停留場[その5−信号2・仕上げ]

信号機の点滅制御には、マイコンボードであるArduinoを使いました。制御したいLEDに対してポート数が十分あるため、LEDの個数分だけポートを用い回路側を単純化しています。ポートのうち1つだけは、内線の在線検知信号を接点として入力しています(マイコン側でプルアップ)。

 

LEDの点滅インターバルは、模型的な見た目を考慮して実際の信号機より早めにしています(実時間だと信号機がなかなか切り替わらず、見る人が飽きてしまうでしょうから)。インターバルは"delay"で待機するのではなく、"millis"関数でカウントアップするようにしておき、在線検知信号を検出すると適宜ループから抜け出して矢印信号の処理に移行します。これは在線検知信号がなくなるまで(電車が次の区間に入るまで)維持します。

 

そんなこんなで完成しました。信号の切り替わりは動画でご紹介できるとよいのですが、動画の代わりに静止画をいくつか並べておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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